


株式会社ミヤウチでは経営理念「従業員満足・お客様満足」のもと、バックヤードはデジタル化により業務の効率化を進め、お客様とのタッチポイントはアナログによりお客様に寄り添うことに多くの時間を充てることが出来るようになる環境を構築します。
「経営方針」において、「すべてはお客様のために」「データドリブン経営を行う」を掲げ、その社内周知を図っています。
データ活用や生成AI技術などデジタル技術の進展による産業構造の変化が起き、生産性人口減少と特に少子化で新卒採用が困難な状況から人手不足が顕著となり、グローバル化はその勢いを増し、ビジネスの継続性確保がこれまでになく難しくなってきております。
その打開策としてDX推進により既存事業を深化させ、一方で競争環境および市場の変化をデータ活用およびデジタル技術を用いて捉え、お客様ニーズの多様化とその変化の速さに早期対応した新規事業を起こしていくことが必要であると考えます。
DXにより主に次の3つを達成していきます。
IT化を推進しこれまでの非効率なアナログ業務をデジタル化させて業務プロセスを改善している。倉庫業務においてはピッキング業務に WMSを、電話対応においては IVRを導入し、業務品質が向上し、業務効率化に繋がっている。
以下の指標をKPI指標として達成度を管理する。
システムの内製化を目的として、2023年にシステムIT担当人材を採用している。 社内においてITに通じたデジタル人材も登用して、デジタル人材育成・IT導入促進・ITツールの活用サポートを推進している。
システムIT課を創設し、スキルのある人材を採用し、システムの内製化を一部で実現出来つつある。
株式会社ミヤウチでは、アナログ業務のデジタル化を推進して参りました。基幹システムをクラウドサーバ型に切替え、全社員に iPadを配布しビジネスチャットやグループウェアなど様々なアプリケーションを利用することで業務効率化を図って参りました。その結果、スピーディーなお客様対応に繋がり、従業員の残業時間においては42%削減、有給休暇取得率は 85%に上昇、その他リモートワークな環境が整うなど一定の成果を得ております。
今後の展望は、DX推進をさらに強化し、従業員がお客様とのタッチポイントに時間を注ぐことを最大化させて参ります。データはBIツールにて可視化し、目まぐるしく変化し続ける市場環境とお客様ニーズを的確に捉え、スピーディーに対応出来るデータドリブン経営を実現して参ります。
そのように経営およびビジネスモデルの変革を行い、新しい顧客価値のご提供をすることにより差異性を発揮して競争の優位性を確立し、お客様はもとより地域から必要とされる企業をめざします。かけがえのない従業員たちの満足度向上を追求し続け、我々の価値観に共鳴する人財がつどってくる魅力ある企業にして参ります。
株式会社ミヤウチ
代表取締役社長 宮内 淳